ヒロシコ

 されど低糖質な日日

俺、自分になら負けてもいいけどなあ~『じゅん散歩』高田純次さんの名言

たまにはテレビのことなども。といっても目下僕が熱心に見ているのは、日曜夜の『おんな城主直虎』とその余勢をかって『小さな巨人』くらい。平日は夜ごはんを食べながら『ニュースウオッチ9』を見るくらいがせいぜいだ。あとは、スポーツ中継や他の家族が見ている番組か、時計代わりについ習慣でつけている番組を見るとはなしに見るという程度なのですが。

先日、月曜日の午前中。テレビ朝日でやっている『じゅん散歩』という番組を、やはり仕事に出かける準備をしながら横目で見ていた。僕、この番組『ちい散歩』のころは好きでよく見ていた。この日、いまのホスト役の高田純次さんがいつものように適当なことを言いながら散歩するのは江東区亀戸界隈。

そこにスポーツの神様で有名な神社がある。境内に掲げられていた「スポーツに勝つ、病気に勝つ、自分に勝つ」のありがたいお言葉を見た高田純次さん、「俺、自分になら負けてもいいけどなあ」と冗談とも本気ともつかずポツリと洩らすのだった。その瞬間、僕は出かける準備の手を止めて、深いなあ、いや至極名言だと思わず膝を打ってしまった。

だって自分に勝ったところでしょせん負けるのも自分なわけで、ひとり相撲してどうするの? というこの感じ、まるで禅問答のようだけれど、いかにも高田純次さんが言うと気負いが取れて、むしろ高名なお坊さんのお言葉のようにありがたく聞こえた。

ちなみにその神社の名物であるというお守りを購入した高田さん、お守りに祈祷をするさい、ついいましがた亀戸の商店街のミュージックショップで偶然出会った女性演歌歌手の新曲のヒット祈願をするという、なんだか僕あらためて高田純次さんのこと見直したなあ。というか別に変な誤解があったわけではないけどね。まあ番組を面白くするためのお茶目な冗談半分だったとしても、.高田純次さんのやさしい人柄を見た思いがしました。

水曜日。夜、サッカー日本代表対シリアの親善試合。開始早々香川さんの負傷退場というイヤな展開もあり、前半はおおむねお互い決め手に欠く退屈な試合運びに終始した。後半、先にシリアに先制されたが、本田さん乾さんの投入で一気に流れがこちら側に傾いたように感じた。

とくに乾さんのドリブル突破は、それまでのモヤモヤした閉塞感を打ち破る、目が覚めるようなアイデアだった。そうなると途端に持ち前の本田さんの展開力や、スタメンで出場していた大迫さんのキープ力が生きてくるようになった。決めたのはごっつあんゴールの今野さんだったけどね(笑)。それもいまの日本代表を象徴しているようなシーンでよかったと思うよ。結果1-1の引き分け。ワールドカップ予選本番の次戦イラク戦に期待。

サッカーのあとはテレ東で全仏テニス錦織vsマレーの準々決勝を。第1セット割と楽に先取した錦織さんだったけれど、よもやマレーさん相手にこのまますんなりとはいかないだろうと僕は踏んでいた。案の定、解説の人も言っていたとおり、第2セット途中マレーさんのファーストサービスに時間がかかりすぎると審判がフォルトを宣告、セカンドサービスからはじめるよう判定を下したことに対し、マレーさんが激怒したことから逆にマレーさんにスイッチが入ってしまった。

その後は第3セットのタイブレークを錦織さんがストレートで落とし、あとは錦織さんなすすべなく敗退。強いポイントのときの錦織さんは手がつけられないほど強いけれど、反対に脆いときは残念だけど手の施しようがないくらいの脆さがあるよなあ、と素人目にも明らかに映った。まあこっちも次に期待。最後まで見たおかげで思いがけず夜更かししてしまった。

休日の金曜日。梅雨入りしたらなぜか晴れの日が続くという、これも例年のパターンのような気がする。『じゅん散歩』に刺激されたわけではないが、本当はどこかぶらぶら散歩でもしたかったけれど、あまりに体が疲れすぎてて午前中はずっと寝て過ごす。午後から富澤のブランパンミックス粉でパンを焼く。バターの代わりに今回もココナッツオイルを。暑くなっていつもの時間だと生地が発酵しすぎるので、ふだんより発酵時間を短めにしてちょうどいい感じになった。

最近、会社の休み時間には『ミレニアム4』を少しずつ読んでいる。まだ、事件すら起きてないが、懐かしい面々の名前が出てくるたびに、ああ『ミレニアム』だあ、とうれしくなるのだった。いずれまた感想などもアップしたい。 

ミレニアム 4 蜘蛛の巣を払う女 (上)

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目まいのする散歩 (中公文庫)

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