ヒロシコ

 されど低糖質な日日

450gのマヨネーズ1本丸ごと飲みこんでも糖質はわずか3gしかない!

はてなの今週のお題「愛用しているもの」について何か書こうと思ったのだが、生来モノにはほとんど執着しない性質なので、特別何かを愛用しているといういうほどのものは、僕の周りを見回してみてもとうとう探せずじまいだ。

万年筆は使わない、手帳も使わない、時計はしない、車も持ってない、パソコンもスマホもボールペンも台所の包丁も食器類も、ふつうによく出回っている汎用性の高いものを使っていると思うし、ファッションにはことさらこだわりがない。メガネはJINSでさくっと作ったありふれたメガネだしね。

 
 

愛用しているものはマヨネーズだ

というわけで、このテーマでは何も書けそうもないとあきらめかけたところで、ふと思いついたことがある。それは当ブログのテーマでもある「糖質制限」で愛用しているもののことだ。それはキューピーのマヨネーズです。

キユーピー マヨネーズ 450g

キユーピー マヨネーズ 450g

一般的にマヨネーズはカロリーが高そうなイメージがあり、特にダイエットをしている人からは敬遠されがち。事実マヨネーズのおよそ70%は脂肪だそうだから、カロリーは確かに高い。

ところがちょっと視点を変えて、糖質制限的な観点からマヨネーズを見つめ直すと、なんとこれが驚くほど低糖質な調味料であることがわかる。下の表を見てもらいたい。これは、キューピーと味の素から発売されている代表的なマヨネーズの、大さじ1杯(15g)当たりのカロリーと炭水化物(糖質)を比較したものだ。

商品名 カロリーkcal 炭水化物(糖質)g
キューピー(スタンダード) 100 0.1
キューピーハーフ 50 0.5
キューピーライト(カロリー75%カット) 24 0.3
味の素ピュアセレクト 110 0.54
味の素ピュアセレクトコクうまカロリー65%カット 36 0.47

 

450gのマヨネーズ1本丸ごと飲みこんでも糖質はたった3g

僕の計算が間違えてなければ、1本450gだと大さじ約30杯分で、大さじ1杯が0.1gの糖質なので、つまり全部で3gの糖質しかないということになる。くり返します。450gのマヨネーズ1本丸ごと飲みこんでも糖質はたった3gしかないのです。まあ、その代りカロリーはとんでもなくすごいことになるから、さすがにおすすめはしませんけどね。

ちなみに、僕はいわゆるマヨラ―ではないですよ。冷やし中華にはマヨネーズかけますが。でも、ごらんのとおりきわめて糖質が低い優秀な調味料なので、サラダはもちろん、ウインナーや蒸し鶏、照り焼き、豚肉の生姜焼き、オニオンサーモンなどにもマヨネーズをたっぷりつけます。マスタードやほぐした明太子などと和えたりもする。

特に、糖質制限ということを考えて、わが家では(というか僕は)キューピーのスタンダードタイプ450gマヨネーズを愛用しています。マヨネーズを愛用してるなんて言うと、変な話になりそうだけど、ふつうに調味料として摂取しているだけなので、安心してください(はいてます)。

そして僕はふだん持ち歩くバックのなかにも、キューピーの50gタイプのちっちゃいマヨネーズとスティックタイプのマヨネーズを携帯しているのだ。外でごはんを食べるとき(ごはんは食べずおかずやサラダだけだけど)、お店にドレッシングしか置いてない場合はさっとそれを取り出して何食わぬ顔でかけちゃう。 
 
 

カロリーハーフじゃない方が糖質量は低いという不思議

うっかり勘違いしそうになるこういう不思議な現象は、糖質制限をするようになって方々でよく見かける。カロリーをカットし、健康食品を謳った商品ほど、逆に糖質が高くなるという話。そのからくりは難しすぎて正直よくわからないが、キューピーのマヨネーズの成分表示をよく見ると、スタンダードなタイプには砂糖が使われていないことに気づく。それに対して、カロリーハーフやライトという商品には、なぜか砂糖が使われているのがわかる。

さきほどの表をもう一度よく見てください。例えばキューピーカロリーハーフは、なるほどカロリーは半分になって、いっけんありがたいようでも、糖質は大さじ1杯当たり0.1gから0.5gへと、なんと5倍も跳ねあがっているのだ。

0.1も0.5もたいして変わらないじゃないかと笑うかもしれない。でも想像してほしい。キューピーマヨネーズ450gタイプをもし丸ごと1本飲みこんだとしたら、ちょっと待ってよいま計算するから、えーっと、一度に15gもの糖質を摂取することになるのだ。やはり糖尿病的に、いや糖質制限的にもこれはまずいですよね。 
 
 

おわりにドレッシングの糖質も見てみよう

なんとなく、ダイエット中はサラダにはマヨネーズではなくドレッシングの方がいいらしいよ、という空気は感じていませんでしたか? 先程の表に、同じキューピーの代表的なドレッシングを加えてみた。

商品名 カロリーkcal 炭水化物(糖質)g
キューピースタンダード 100 0.1
キューピーハーフ 50 0.5
フレンチドレッシング 38 0.9
中華ドレッシング 36 1.8
シーザーサラダドレッシング 70 0.7
オニオンドレッシング 34 2.0
ノンオイル青じそ 4 0.5
ノンオイル梅づくし 3 0.4

まあ、だいたいカロリーは確かに抑えられているけど、糖質はスタンダードなマヨネーズに比べるとやはり軒並み高めですよね。ドレッシングの瓶1本を一気飲みするのは危険だということが、これで理解してもらえたでしょうか。

ちなみに、僕は家ではノンオイルの梅づくしドレッシングをマヨネーズと併用しています。さっぱりしておいしいですよ。あ、そうそう、余計な薀蓄ですが、マヨネーズという言葉はもともとフランス語らしいです。綴りはmayonnaiseで、意味はわからない。