されど低糖質な日日

~Ⅱ型糖尿病患者のありふれた日常~

第2回コーヒー散歩/中目黒駅~目黒駅編「オニバスコーヒー」「スイッチトウキョ―」のコーヒーを飲む

悲しいかなその第1回めがほとんど誰の目に触れることがなくても、ときとして第2回めはあるのだ。だって勝手にコーヒー散歩だもの(byみつを)。もっとも散歩なんてしょせん勝手にはじめて勝手におわるもので、そうじゃなかったらそれはただの移動。ただの、…

第1回コーヒー散歩~奥シブで「スイッチコーヒートウキョー」「リトルナップコーヒースタンド」「フグレン東京」のコーヒーを飲む

世の中には奥○○とか裏△△などという呼称が存外あって、たとえば奥日光とか奥多摩とか、裏原宿とか裏恵比寿とかね。不思議なもので奥や裏があたまにつくだけでなんだか秘境や閑静な場所というイメージが勝手に出来上がる。というか元々そういう場所だから「奥…

ドトール帝国の逆襲~ダサい、狭い、タバコ臭い3つのネガティブイメージからの脱却

タリーズコーヒーが全都道府県への出店を達成したのは2014年4月のことで、意外や意外、2015年5月のスターバックスコーヒーや、同年10月のドトールコーヒーよりも1年以上速かった。 また、いま現在国内1000店舗を達成しているのはスターバックスコーヒーとド…

高畑勲監督の遺作『かぐや姫の物語』を劇場公開の時に見た感想とか日記とか

宮﨑駿さんと共に長年スタジオジブリを支えてきた映画監督の高畑勲さんが4月5日永眠した。高畑さんの死去にともない、遺作となった『かぐや姫の物語』が5月18日「金曜ロードSHOW!」で放映される。同番組では4月13日に急きょ予定を変更して高畑さんの代表作…

デカフェ(カフェインレスコーヒー)が飲めるコーヒーチェーン店はどこなのか?

とにかくコーヒーが大好きで日に何杯も飲む。ガブガブと飲む。そんなコーヒーに含まれるカフェインは、かつては身体に悪影響を及ぼす代表選手のように言われることもあった。だがいまでは適度な摂取はむしろ身体に良い、という研究結果が通説になってきたよ…

モリバコーヒー(すき家のゼンショーが運営するコーヒーチェーン)~町のなかにあってもブナの森にいるようなやすらぎの空間

コーヒーチェーンというとスタバやドトール、タリーズあたりを思い浮かべる人は多いだろう。でもちょっと待って。スタバに似てるけどスタバじゃない店、なんだっけなあ、最近ときどき見かける気になる店の名前がとっさに思い出せない。えーっと、スタバ……ス…

ブルーボトルコーヒー 東京カフェ全店舗訪問したのでレポートしてみる

カリフォルニア州オークランドで誕生したブルーボトルコーヒーは、浅煎りの新鮮なコーヒー豆を焙煎してから48時間以内に提供することを至上命令にしているという。その焙煎作業を一手に担うべき日本1号店を、2015年2月東京都江東区にオープンした。清澄白河…

猿田彦珈琲~たった一杯のスペシャルティコーヒーであなたも幸せになれる

猿田彦珈琲は恵比寿に本店を置くスペシャルティコーヒーの専門店だ。「たった一杯で幸せになるコーヒー屋」をコンセプトに掲げ2011年6月オープンした。本店からほど近いアトレ恵比寿や表参道、新宿、神谷町、調布仙川などと意欲的にチェーン展開をすすめてき…

ゴリラコーヒー/店舗紹介~NYブルックリン発のガツンとくるコーヒーが飲める店

2015年2月。カリフォルニア州オークランドに誕生したサードウェーブコーヒーの旗手ブルーボトルコーヒーが清澄白河に日本1号店を出店する。それに先立つこと同年1月。ゴリラコーヒーは日本初上陸を果たしていた。ゴジラならぬ"ゴリラ"コーヒーである。コーヒ…

東伏見稲荷神社は都内随一のパワースポットである

前回のエントリでは東京から日帰りで伊勢神宮や出雲大社に参拝する方法について書いた。これは都内にある本宮の遥拝殿あるいは御祭神を分祀する場所を紹介したものだった。そのときの記事がこちら――。 roshi02.hatenablog.com では伊勢神宮や出雲大社に負け…

縁結びに御利益がある伊勢神宮や出雲大社に都内に居ながら日帰りで参拝できる方法教えます

江戸時代の庶民にとってお伊勢参りは一生に一度あるかないかの楽しみだった。道中の宿泊費などを工面するのはそうとう大変だっただろうしなにより江戸から伊勢まで徒歩で往復一ヶ月近くもかかったと言われるから無理からぬこと。現代では新幹線や夜行長距離…

話題のブックカフェ「梟書茶房」に行ってきた~池袋Esola(エソラ)4Fに誕生した都心の癒し空間

ようやく梟書茶房(ふくろうしょさぼう)に行ってきた。本とコーヒー好きにはたまらない話題のブックカフェ。オープンしたのは今年(2017年)の6月30日だから遅れることはや半年。その間SNS上で目にする評判に逸る気持ちばかりが膨らんでいた。場所は池袋Eso…

『たゆたえども沈まず』(原田マハ)を読んだ感想と『ゴッホ展 巡りゆく日本の夢』を見た感想

原田マハさんの『たゆたえども沈まず』を読んだ。世界一兄孝行な弟として有名なオランダ人テオドルス・ファン・ゴッホ(テオ)。彼と生涯の親友になった日本人青年・加納重吉。ふたりの異邦人の目を通して語られるパリは台頭するジャポニズムや印象派といっ…

『フロスト始末』(R・D・ウィングフィールド)を読んだネタバレ感想&フロスト警部シリーズを振り返って

「さようならフロスト警部。そしてありがとう」僕が小説の作者ではなくその主人公にこう語りかけたくなったことをR・D・ウィングフィールドさんが聞いたらはたして彼は草葉の陰でよろこんでくれるだろうか? フロスト始末 上 (創元推理文庫) 作者: R・D・…

『ゴッホ~最期の手紙』と『運慶展』

夜には雨が降るでしょうと天気予報はいっていた。久しぶりの休日で午前中はゆっくり寝て過ごし昼前に折りたたみ傘を携帯して家を出た。向かう先は上野。陽は差していないけれど風がないぶん思ったほど寒くは感じなかった。上野での目的はふたつ。ひとつはで…

『ブレードランナー2049』少しネタバレ感想~結局ブレランは『猿の惑星』になってしまうのか?

『ブレードランナー2049』(ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督)を見た。いわずと知れたリドリー・スコット版の続編。前作は2019年の未来の世界を描いたSFだったがその2019年もうかうかしているうちにあと1年余りと迫ってきた。あの頃の未来に僕らは立っているのだろ…

『罪の声』(塩田武士)を読んだネタバレ感想~グリコ・森永事件の犯人たちの家族や遺族は実際いまどうしているのだろうかと思わずにいられない

「どくいり きけん たべたら しぬで かい人21面相」かつてこんな文面が連日テレビのニュース番組や新聞紙面に踊ったことがあった。「グリコ・森永事件」。大手食品会社を脅迫しては多額の金銭を奪い取ろうとした昭和史を揺るがす大事件だ。グリコの社長を誘…

『猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)』結末まで完全ネタバレ感想~まだまだ猿の惑星にはならないかもよ

『猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)』を見た。「創世記」「新世紀」と続く『猿の惑星』プリクエル(前日譚)三部作の第三弾。面白いよねえこのシリーズ。すごく楽しかった。返す返すも本作が最後だなんて寂しい限りです。「そして(地球は)猿の惑星と…

『君の膵臓をたべたい』(住野よる)を読んだネタバレ感想~ファンシーでメロウなスイーツビュッフェのような中二病男子の妄想炸裂小説

住野よるさんの『君の膵臓をたべたい』(kindle版)を読んだ。最初に言い訳みたいな話を書きます。実はこれスマホのkindleアプリから1-Clickで買ったらしいのだ。らしいというのは僕にはそもそもこの本を買うつもりも買った記憶もまるでなかったから。なのに…

『ドリーム』ネタバレ感想~時代の扉を叩き壊した3つのハンマー

『ドリーム』を見た。時代はまだ米ソ冷戦期の1960年代。宇宙開発においても互いにしのぎを削る両国。人工衛星の打ち上げ成功で一歩リードしたソ連に対しアメリカのNASAでは有人宇宙計画(マーキュリー計画)へのプレッシャーがますます高まっていた。その宇…

『ダンケルク』(クリストファー・ノーラン監督)感想~イギリス版「二百三高地」みたいな話

『ダンケルク』(IMAX版)を見た。第二次世界大戦のさなか。迫り来るヒトラーのドイツ軍によってフランス北部の小さな港町ダンケルクに追い詰められた英仏連合軍40万人の兵士たち。陸地の三方を包囲され残された脱出経路は船でドーバー海峡を渡りイギリス本…

祝ノーベル文学賞! カズオ・イシグロさんのベストセラー小説の映画化『わたしを離さないで』ネタバレ感想

今年のノーベル文学賞(10月5日発表)は長崎県出身の日系イギリス人作家カズオ・イシグロさんに決まった。まったく予期してなかっただけに驚きとともに率直に言ってうれしい。イシグロさんの代表作とされる『日の名残り』も『わたしを離さないで』も僕の大好…

『ボクたちはみんな大人になれなかった』(燃え殻)を読んだ感想~キミは大丈夫だよ、十分大人だもん

燃え殻さんの『ボクたちはみんな大人になれなかった』を読む。秋の夜長でなくてもあっという間に読める。面白かった。主人公は専門学校を出てエクレア工場のアルバイトからテレビ業界の裏方へと転身した43歳のボクだ。ある日地下鉄の車内で昔つきあっていた…

『死ぬほど読書』(丹羽宇一郎)を読んだ感想~いい本だとおすすめできない理由があるので人にはおすすめしませんが

『死ぬほど読書』を読む。著者は丹羽宇一郎さん。伊藤忠商事の社長・会長など歴任されたあと中華人民共和国駐箚(ちゅうさつ)特命全権大使を務めた方。現在は早稲田大学特命教授。その丹羽さんによる「死ぬほど」の読書論。かと思って読むといささか肩透か…

『蜜蜂と遠雷』(恩田陸)を読んだネタバレ感想~はじめてのkindle本がこれで大正解だった

恩田陸さんの『蜜蜂と遠雷』を読んだ。タイトルにあるとおり僕にとって初めて読むkindle本。正確にいえばスマホのkindleアプリでは青空文庫の冒頭部分だけとか恣意的に抜き取った部分をパラパラ飛ばし読みでとかいうことは過去にもあった。が全編とおして読…

『新感染ファイナル・エクスプレス』ネタバレ感想~ゾンビと遷ろうメタファー

ヨン・サンホ監督の『新感染ファイナル・エクスプレス』を見た。素晴らしい! 面白い! 大傑作といってもいいんじゃないかなあ。とんでもなく怖いしなぜか笑えるし随所で泣かされる。まさに五感を刺激されまくりのハイスピードムービーだった。感嘆すべきB級…

『渡良瀬』(佐伯一麦)を読んだ感想~昭和のおわりから平成のはじめ「自粛の季節」の私小説

~佐伯一麦さんの『渡良瀬』を読んだ。東京で電気工をしていた主人公の南條拓。長女の緘黙症(特定の場面や条件で話せなくなる症状)と長男の川崎病そして自身のアスベスト禍による後遺症に悩まされつづけ妻の幸子はかつて拓が文芸誌の新人賞をとったことも…

嫌われ政次の一生~『おんな城主直虎』高橋一生さん退場の巻あらすじと感想ついでに最終回のサブタイトルも予想しました!

日曜日の夜。大河ドラマ『おんな城主直虎』(第33回)高橋一生さん退場の巻を見る。いやあ面白かったなあ。すばらしく面白かった。面白いといっても涙なしにはとてもじゃないが見られなかった。もう滂沱の涙涙涙であった。いま僕が見ている唯一のテレビドラ…

牛乳石鹸のCMのお父さんがもし西島秀俊さんだったら

こんな辺境ブログへたどりつくみなさんのことだから例の牛乳石鹸のWEBムービーに対する反応の過熱ぶりにはいささかうんざり気味というかはっきり飽きている頃なんでしょうね。 までもいちおう念のためリンク張っときます。 牛乳石鹸 WEBムービー「与えるもの…

タイムマシンが発明されたらやってみたいこと

昔の自分に戻ってやり直したいとかいつのころなら戻ってもいいかという話になっても僕には戻りたいと思う過去などないしましてや清算したいと思う過去なんてものもない。誤解しないでほしいのはだからっていまがいちばんいいわけでもいまのままで十分満ち足…