ヒロシコ

 されど低糖質な日日

Amazonプライムデー2017に参加してKindle paperwhiteを買った

福岡と大分を襲った九州北部豪雨の被害はいまだ全貌がつかめないまま、すでに多数の死傷者や家屋の倒壊・集落の孤立などまさに壊滅的な様相を見せている。「被災地」という言葉がけっして他人事ではなく、次いつ自分が住む町や地域に冠せられるやもしれぬという不安感がますます拭いきれない現実的なものとなってきた。という言い方ももはや手垢にまみれた感があるけどね。

一方東京ではいったいいつ梅雨明けしたの? と皮肉のひとつも言いたくなるほどの連日の猛暑日だ。朝も昼も夜も人と会えば暑いねえという挨拶で事足りる日々。そんな猛暑のなかを僕はまた電車とバスを乗り継いで、いまでは半年に一度になった眼科定期健診に行ってきた。5年間あまり通い慣れた大学病院だ。

糖尿病の合併症である網膜症を患い、いっときは失明の危機の淵に立った。にもかかわらずいまもこうしてパソコンの画面を見ながらキーボードが叩けるのも、糖尿病治療の過程で出会った糖質制限という食事療法と、網膜への徹底的なレーザー治療のおかげであった。ほんとうにありがたいことだと思っている。このあたりのことは過去のエントリーに詳しいのでよければ併せて読んでもらえるとうれしいですね。とても長い記事ですが。 

roshi02.hatenablog.com 

呆れて見放すこともせず忍耐強く治療にあたってくれた先生方と、なによりいつも最大限の協力を惜しまず僕に寄り添ってくれた家族には感謝してもしきれないくらいだ。こんな気持ちにことさらなるのも、九州北部豪雨の被災地のみなさんの生きようとするひたむきな姿と、そんな彼らを命がけで助けようとしている自衛隊や消防隊や災害ボランティアの人々の様子を日々見聞きしているゆえのことだろう。

などといつになく真面目な書き出しの身辺雑記だが、実は今回のエントリーの眼目はさきごろ終了したばかりのAmazonプライムデーの話なのでした。すまんね。僕はこの年に1度のお祭りに今年はじめて参加する。なので模様眺めの気持ち半分だった。結果、購入までに至ったのはkindle paperwhiteと恩田陸さんの『蜂蜜と遠雷』のkindle版の2点のみ。

kindle paperwhiteは黒のWi-Fiタイプでキャンペーン情報つきモデル。通常価格¥14280のところ、セール特価で¥6980と実に51%OFFという驚異的な底値(たぶん)だった。なにしろこれが僕にとってのはじめての電子書籍リーダということになる。プライムデー初日の夜注文してプライム会員特典で翌日には時間指定便で自宅に届いた。さっそく開梱してみたがいい感じである。

ちなみにプライムデー2日目の翌朝同じ商品をチェックしてみたら、すでに発送まで3~5週間という表示に切り替わっていた。それだけ人気度がわかるというものだ。運がよかったのだろう。一方『蜂蜜と遠雷』kindle版の方は、Amazon価格¥1555のところそれになんと50%の778ptが還元される。単純に1pt=1円だからこちらも実質半額ということになった。もっともこの本はプライムデーとは関係なくもともとそういう価格設定らしかった。いずれにせよはじめての電子書籍となる(無料の青空文庫はべつにして)。

はじめてのkindleではじめての電子書籍を読んだ感想(使い勝手や本そのものの感想)などはいずれまたエントリーをあらためる予定です。ひとつあとから悔やんだのはkindle本体とkindle版の書籍の2点を購入して僕はすっかり満足してしまったけれど、どうせならkindleの保護フィルムなどアクセサリー類もまとめ買いして総額¥10000以上になればさらに特典で500pt貰えたのになあということだ。まあでもあまり欲をかきすぎるのもロクなことにならないかもね。というわけでまた次回。
  roshi02.hatenablog.com 

Kindle Paperwhite Wi-Fi、ブラック

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蜜蜂と遠雷 (幻冬舎単行本)

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