ヒロシコ

 されど低糖質な日日

紀文の糖質0g麺は糖質制限の強い味方なのだ! ついに「冷やし中華」登場!

糖尿病を宣告される前までは、ちょうどラーメンブームの真っ盛りで、僕も負けじと都内あちこちの評判のラーメン店の名物ラーメンを食べ歩く生活を送っていた。いまから考えるとまさに糖尿病になってくださいと言わんばかりの、実に無謀なことをやっていたなあと反省しきりなのだが。

ラーメンに限らずパスタもうどんも蕎麦も、僕は麺類全般が好きだった。それが案の定糖尿病になり、糖尿病性の網膜症を発症してからは、このブログでも再三書いてきたように糖質制限食にガラリと切り替えた。地球が反転するくらいの変わりようである。

 

糖尿病でも食べられる麺を探す 

ごはんを絶ち、ふつうのパンを絶ち、麺類も絶った。ご存知のように糖尿病は完治しない病気だと言われている。なので、はじめのうちこそ糖尿病と仲良くつきあっていくためだと自分に言い聞かせ、糖質を制限しさえすればあとはお腹一杯になるまで食べていいのだからと、むしろリラックスした気持ちで過ごすことができた。

あれほどのヘビースモーカーだったタバコも、10年ほど前にガンを気にしてパタリとやめることができたのだ。ラーメンだって、パスタだって、うどんだって……。

の、はずだったが、やっぱりテレビ番組のレポーターがおいしそうなラーメンを食べているのを見ると、ついつい食べたくなる。いっしょに暮らす子どもたちが休日のお昼に、ラーメンを作って食べたりパスタを食べているのを見ると、無性に食べたくなる。

とうとう居ても立っていられず、糖質制限でも食べられる麺というのがないものかとネットを検索してみたら、あるはあるは。正確にはそれらは豆腐麺だったり、コンニャク麺だったりと、正真正銘の小麦の麺とは違うけれど、何もないよりはマシだと、手あたり次第に購入しては試食をくり返す毎日になった。

 

糖質0g麺との出会い

どれも喉ごしはつるりとしていいのだが、やはりどこか物足りない。コシも粘りも太さもつゆやたれの染み込み具合も、本来の麺とは比べものにならない。なにか他にないのかと、同じように糖質制限をしている人のブログをウロウロしていたら、ある日、紀文から出ている「糖質0g麺」というのがおいしい! という記事に出会った。

さっそく、買って試食してみたいと思ったが、それはほぼ通販でしか買えないということが分かった。それもジワジワと人気商品になりつつあり、現在品薄状態が続いているのだとブログには書いてあった。

出来たらいきなりまとめ買いではなく、1袋か2袋買って実際食べてみたいと思ったから、いったんはそれで諦めかけたのだが、しばらくしてももう一度そのブログを覗くと、特定のスーパーで売っているというコメントが寄せられているではいか。そのうち、他のどこそこの店でも扱いはじめたという記事も出てきた。

名前の出ていた1店舗は、僕が住んでいるところからも買いに行ける距離にあるスーパーだった。さっそく僕はその店舗に出向いた。

あった、麺類のコーナーではなく、紀文の他の練り物などと並んで、その商品はあった。試しに3袋だけ買ってみた。品薄だと聞いて(読んで)いたこと、もし試しに食べてみて自分の味覚に合わないようだと無駄になると思い、その場では3袋にとどめた。その商品がこれです。 

誤解のないように一応書いておきますが、これは麺だけです。味つきでもなければ、スープが添付されてるわけでもない。ただの、おからとコンニャクでできた麺。ただし、麺の糖質が0gなので、あとは市販のスープでもタレでも、お好みのものを使って食べても、全体の糖質はそのスープ分しかない。しかもスープは飲み干したりしなければ、小麦の麺とは違って麺にスープがしみ込むことはほぼないので、糖質はぐっと抑えることができるのだ。

逆に言うと、その麺に味がしみ込まない点が惜しいと言えば惜しいが、おからやコンニャクのそれぞれのくさみは残っていない。僕はこれをうどん代わりにしたり、ラーメンに見立て、上に肉野菜炒めをのせ、たんめんにして食べた。暑いときはそーめんのつゆをくぐらせて食べたりした。これ本当においしいですよ。

 

糖質0g麺の丸麺が登場

その証拠に、あっという間に評判は広がり、いまではあちらこちらのスーパーで取り扱われるようになった。工場の量産体制も追いつき、品薄状態も解消した模様。そればかりか、近ごろこの「糖質0g麺」シリーズの新しい商品「丸麺」というのが出来た。  

従来のがうどんタイプの平麺なのに対して、今度のはラーメンやパスタの代用として使える丸麺。お客様の要望で実現したのだという。好き好きがあるでしょうが、丸麺を食べたら僕は断然こっちのほうが好みですね。本物のパスタと遜色ないくらいだと言ったら言いすぎでしょうか。

ベーコンやピーマン、玉ねぎと一緒にカロリーハーフのトマトケチャップで炒めたナポリタンとして食べてもいいし、ソースをからめて焼きそばにしてもいい。なにしろ麺自体が糖質0gだから用途は限りなく広がる。

僕がもっともおすすめなのは、丸麺を水洗いし(水洗いするだけでok)、器に盛り、電子レンジ500wで2分30秒、市販の「S&Bからし明太子」のパスタソースとあえ、あづま食品が提供する「くらし良好のPB食品 北海道やわらか納豆」をのせ、上から刻みのりをたっぷりかけて食べる納豆明太子パスタ。

全体の糖質量は、麺が0g、「S&Bからし明太子」のパスタソースが1.7g(炭水化物表示で)、「くらし良好のPB食品 北海道やわらか納豆」がこれまたすぐれもので、たれとからしを併せても糖質2.8g、全部でたったの4.5gなのだ(*炭水化物=糖質+食物繊維)。ちなみに納豆ですが、他の納豆は意外と糖質が高いのもあり(たれも含め)、サミットというスーパーで売っているこの低糖質の納豆を僕はまとめ買いして冷凍してます。

 なんと、糖質0g麺に「冷やし中華」登場!(2016.05.28 追記)

「カレーうどん」と「カルボナーラ」は紀文さん製造をやめたのかなあ? Amazonでももう売ってないかも。そのかわりというわけかもしれませんが、同シリーズから「魚介醤油味つけ麺」と「冷やし中華」が現在発売中です。僕はイオンで見つけてさっそく買って食べてみました。麺の糖質はもちろん0gで、それぞれ添付のスープが「つけ麺」は5.3g、「冷やし中華」は4.8g。そのまま食べてもいいし、手間を惜しまなければ、本当のつけ麺や冷やし中華と遜色なく食べられると思います。*1

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紀文さん、がんばってくれてます! 本当にありがたくてもう紀文の本社には(どこにあるんだろう?)足を向けて寝られないですねー。

www.kibun.co.jp

*1:2018.7現在、残念ながら販売されていないようです。